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ROOM

ヘヤミセテ

2018.6.14

戸建て/シェア

VOL.04

プライベート重視の「多国籍シェアハウス」帰宅後は自分だけのリラックス空間

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プライベート重視の「多国籍シェアハウス」帰宅後は自分だけのリラックス空間
ケイロンさん

WEB制作会社勤務

ケイロンさん

賃貸暦
: 4年
趣味
: サーフィン、スノボ
休日の過ごし方
: 日本語の勉強
住んでみたい場所(国)
: インド
あなたにとって賃貸とは
: 一時的に住む場所
間取り図

家ではリラックスしたい

高層ビルがひしめく新宿駅から2駅ほど離れた住宅街の一角に、多国籍な住人が共同生活を営むシェアハウスがある。最寄り駅から徒歩約10分の2階建ての一軒家。周囲には戸建てや低層マンションが並ぶ。住民のひとり、アメリカ人のケイロン・二ーリーさん(29)は、2014年に英会話講師として来日し、最初の3年間は千葉県の賃貸アパートで過ごした。その後、このシェアハウスに移り住み、1年半になるという。この物件を選んだ決め手について「新しい職場から通いやすい距離であること、都心にありながら家賃が手ごろだったこと」を挙げた。家賃は6万円だという。

シェアハウスには、彼を含めアメリカ人が2人、日本人が4人、ブラジル人が1人で、合計6人が住んでいる。20~30代が中心で、3カ月毎に誰かしら入れ替わっているという。それぞれに個室があり、1階には共有のキッチンとダイニングテーブル、浴室とトイレ、それに個室が3室ある。2階にも共有のリビングスペースとトイレ、個室が3室ある。シェアハウスといえば、みんなで一緒にごはんを食べたり、出かけたりと住人同士の交流が盛んなイメージがあるが、ここはそうでもないらしく、「他の入居者とは挨拶程度しかしないけど、その距離感が気に入っているよ。家では自分だけの時間を過ごしてリラックスしたいからね」と、一定の距離を保ちながら過ごしているそうだ。

ケイロンさんは料理男子で、職場で食べる昼食はもっぱら手作り弁当だ。自炊することが多く、パスタやうどんなどパッと作れるものが好きだという。和食も好きだが、納豆だけは食べられないと苦笑いする。そんな彼の不満は、キッチンと部屋の距離だ。「僕は2階に住んでいるけど、1階にあるキッチンへ行くのに外階段を使わないといけないからちょっと面倒なんだ。理由はわからないけど建物内部はつながっていなくて、1階と2階のそれぞれに玄関がある構造なんだ」と説明する。

外階段なので1階のキッチンへ行くときはここを通らないといけないため、少々面倒

使い勝手のいいキッチンはお気に入り

シェアハウスは一時的に住む場所

シェアハウスならではのストレスもある。ハウス内の掃除やゴミ出しは住人同士でやることになっているが、当番制ではなく気づいた人がやることになっている。これが彼の悩みの種となっている。入居者は掃除やゴミ出しに消極的で、ケイロンさんか、もうひとりの協力的な住人がやらざるおえなくなっているという。ちなみに、オーナーはオーストラリアに住むオーストラリア人で、日本には年に1、2回ほどしか来ないそう。管理は近所にいるアメリカ人が行っているというが、ハウス内の運営は、住人任せなのが実態だ。

このシェアハウスは、「クレイグリスト」と呼ばれるアメリカ発のオンラインコミュニティサイトに投稿されていた。日本でいうと「ジモティー」のようなサイトだ。「クレイグリスト」はアメリカではよく知られた存在で、家探しや仕事探しによく利用されているとケイロンさんは説明する。自身、家と仕事を見つけたのもこのサイトだ。入居の契約は、投稿したオーナーとケイロンさんがネット上で直接交わしたという。クレイグリストの日本版をみると、投稿はほぼ英語で行われており、日本に住む外国人や日本人が外国人に向けて投稿をしているケースが大半のようだ。

ちなみに、他人同士で家をシェアするスタイルは、彼の母国アメリカでは一般的ではなく、通常は友達同士で一軒家やアパートを借りてシェアをするという。

今のシェアハウスにこれからも済み続けるのかと尋ねると、「千葉に住んでいた時は、家賃は今のシェアハウスと同じ6万円だったけれど1DKだった。都心で同じ予算だと、シェアハウスしか選択肢がなかったからとりあえずここに住んでるけど、近々引っ越しを考えているんだ」ということだった。

付き合い始めて8カ月になるという日本人の彼女との同棲も視野に入れ、シェアハウス以外の物件を検討中だという。

現在はアメリカ人が経営するウェブデザインのベンチャー企業でデジタルマーケティングの仕事をしながら、フリーランスで英会話講師もしている。平日は慌ただしいが、休日はサーフィンを楽しむなど充実した生活を送っているという。

個室は自分だけのプライベート空間

自宅から約8km離れた有楽町への職場へは、30分かけマウンテンバイクで通勤するアクティブ派。この日は取材のあとそのまま職場へ向かうといい、自転車を手で引きながら最寄り駅まで見送ってくれた。そして駅に到着すると、青く晴れ渡った空の下、颯爽な笑顔と共に走り去っていった。

通勤や買い物…いつでも一緒!相棒のマウンテンバイクと

(Hello News編集部 須藤恵弥子)

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