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2019.1.16

面白きこともなき世を面白く省エネなき世を洗濯し候

ルクセンブルク ルポーその1ー

中谷 哲郎

中谷 哲郎

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今回はフランクフルトから電車に揺られて4時間。ベネルクス三国の一つルクセンブルクへ。

人口わずか57万人の超小国。が、一人当たりのGDPが世界一で有名。日本の2.7倍の約10万ドルだって。
プライベートバンク的金融が産業の中心。GDPの9割近くが金融業だそう。ウキ情報だと、北にお住いの金さんの隠し資産をルクセンブルクの銀行が管理してるんだって。へぇ。

もう一つは、鉄鋼業。アセロール・ミッタル。世界ナンバーワンの鉄鋼メーカーが本社を構える。10年くらい前にオランダのミッタルにアセロールが買収されちゃったんですが、本社はオランダじゃなく、ルクセンブルク。
世界的な超低税率だからなんですよね。

だから、アマゾンヨーロッパ、スカイプ、カーゴラックスなどの世界的な企業が本社を構えるんですね。
(当社もルクセンブルク本社にしよーかなー。。。。うう、虚しい嘘。。)

だいたい、こんな感じの国って(例えば、スイスとかデンマークとか)、めちゃくちゃ物価が高いんだけど、ココはほとんどドイツと変わらない。平均年収1000万円なのに、物価がそんなに高くないから、本当に暮らしやすそう。

観光的見どころはたくさん。

そもそも街全体が世界遺産。自然の断崖絶壁を利用した要塞都市です。その設計は我々の団体、クラブヴォーバンの名前の由来でもある、フランスの軍事建築家、ヴォーバンさんの設計。「北のジブラルタル」の異名を持つのが、ここの要塞。
そこから眺める景色はもう最高です!!ほれ、ほれ、見て、見て、この景色。ちょっとガスってるけど。。

http://www.visitluxembourg.jpn.com/…/…/unesco-world-heritage

建築関係ルポは、ーその2ーで。

 

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中谷 哲郎

リフォーム産業新聞社の取締役編集長時代、ただ壊れた家を直すだけという日本のリフォーム事情に疑問を抱くようになる。13年に渡る記者生活の中で得た経営者との繋がりを活かし訪れたドイツヴォーバン地区で衝撃を受ける。日本とは全く異なるドイツの省エネに対する考え方に目覚め、本格的に浸透させたいと考えるようになり、2012年に退社。日本エネルギー機関(JENA)を立ち上げた。現在は、日独国土交通省プロジェクト委員を務めながら、省エネに対する考え方を学びにドイツを訪れる回数は年に4~5回。精力的に省エネルギー建築のコンサルティングを行っている。

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