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2020.04.30

♯入居者サービス

「非対面宣言」発令!存在感高まる宅配ボックス

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非対面配送を実現する宅配ボックスの重要性

「お届け物です!」

配送員が玄関のドアを開けた瞬間、除菌スプレーを全身にかけられたというニュースが4月22日の西日本新聞に掲載された。受け取りの署名のため、差し出したボールペンも拒否される…。なんとも胸が痛む話だ。

同日、国は「接触8割減へ専門家会議10の提言」を発令。テレビ中継を通して、人との接触を減らす10のポイントが安倍晋三首相から語られた。

1.ビデオ通話でオンライン帰省。
2.スーパーは一人、または少人数で空いている時間に。
3.ジョギングは少人数で公園は空いた時間、場所を選ぶ。
4.待てる買い物は通販で。
5.飲み会はオンラインで。
6.診療は遠隔診療。
7.筋トレやヨガは自宅で動画を活用。
8.飲食は持ち帰り、宅配も。
9.仕事は在宅勤務。
10.会話はマスクをつけて。

この「10の提言」において、宅配ボックスが活躍できる場面があると話すのは、宅配ボックス大手、フルタイムロッカーの代表取締役専務、沢辺雄一さんだ。同社は、宅配ボックスを通じた、非対面での荷物の受け取りを全面的に推奨している。まさしく「緊急非対面宣言」だ。

実際、外出自粛要請による影響で、通販で買い物をする人が急増。在宅で仕事をする人も増え、宅配サービスを活用した物の行き来が活発化。物流量は目下、モーレツな勢いで増えている。

当然、配送ドライバーの仕事量も増加している。宅配サービス大手3社は4月中旬、新型コロナの感染拡大を防止する狙いも合わせて、以下のような改定に踏み切った。

営業時間の短縮、当日再配達の中止など、ドライバーの負担が限界に達していたのだろうと思わせる内容だ。

宅配ボックス最大手メーカーとして従来より「受け取り方革命」を訴えてきたフルタイムロッカーは、こういった動きを受け、よりスムーズな配送を目指すべく、多様な荷物の受け取り方を提案する考え。宅配ボックスがあれば、非対面はもちろんのこと、再配達抑止にもつながるだろう。

「できる限り、人との接触を避けてほしい」という国からの要請によって、宅配ボックスの重要性が、改めて認識され始めている。

(Hello News編集部 鈴木規文)

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