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2020.05.28
♯インタビュー
セキュラと言えば、社長を中心に、顔を出して人間関係を作っていく営業スタイルで、賃貸住宅用の電子錠事業を伸ばしてきました。現状、どのような営業をされているのでしょうか。
普段は、本社のある山口県下関市と東京営業所を拠点にして、全国の取引会社さんに営業に伺っています。緊急事態宣言発令後、特に大手の企業から、営業の訪問は控えて欲しいというご要望が多かったです。弊社としても、新幹線や飛行機といった公共機関を使った営業は自粛しています。幸いなことに、車で伺える中国、九州エリアにも営業先は多くありますので、このエリアを中心に活動しているところです。
管理会社やオーナーさんの反応はいかがですか。
行動の規制がかかっているので、みなさんも会社や家にいることが多く、時間に余裕ができた印象があります。普段は、色々な案件が動いている中で、なかなか設備やセキュリティまで考えられなかったというお客様も、今の時期にじっくり検討してもらえる良い機会になっていると感じます。実際、これを機に受注につながったケースも出てきています。会社全体の売上に関しても、コロナの影響で大打撃までは受けていないと感じています。今後はわかりませんが。
メーカーですと、製造拠点が海外にあることで、納品が遅れるなどの話を耳にしますが、そのような影響は出ているのでしょうか。
弊社の電子錠の製造に関しては、基本的に国内で行っています。一部金型に関しては、中国、台湾に依頼しています。金型は、通常半年に1度のペースで発注しています。本来6月にオーダー予定でしたが、コロナの影響がどこまで拡大するかわからないと考え、3月中に発注しました。余程のことがない限り、年内の製造に支障が出ることはありません。
コロナの影響をどのような場面で強く感じますか。
仕事面では、営業の範囲が限られているので影響を感じています。前向きな捉え方としては、今まで取り組めなかったことを積極的に行える機会になったと感じています。実は、弊社でも今回初めて、本社と東京営業所の間で、Web会議システム「Zoom」を使って社内会議を行いました。今まで利用したことがなかったため、レクチャーを受けながら使ってみました。これまでは、離れている東京営業所と会議をすることはなかなか難しかったのですが、このようなツールを使うことで実現できると感じたところです。
完璧な日常に戻るまでには、もう少し時間がかかりそうですので、新たに取り入れられるものは取り入れ、進んでいきたいと思います。
オンライン帰省を体験してみてどうでしたか。
家族みんなが一斉に顔を合わせて会話ができたことに驚き、遠いとか近いとか関係ない世の中になったんだなと実感しました。最初は慣れないので戸惑いましたが、だんだんと日々のことを気兼ねなく話せるようになりました。何よりそれが無料できることにびっくりしました。
コミニケーションの取り方が様変わりしました。このことについてどう思いますか。
携帯はもう手離せないものになりました。歳を取って、携帯はただ話せるだけでいいと思っていたけれど、画面上で顔に模様を入れたり遊ぶこともできるんですね。時代遅れにならないように色々学び、楽しんでいきたいと思います。ニュースでよく聞いていた「オンライン」を体験できたことが良かったです。
またオンライン帰省をしたいと思いますか。
折を見てできたらと思います。今、クッキングのアプリも見られるようになりました。あと花が好きだから写真を撮りまくるのが最高に楽しいです。
現在のソウルの状況を教えてください。
(Hello News編集部)
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