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2018.8.8

【業界TOPICS】伊藤忠都市開発とフルタイムシステム、共同でシェアサービスをスタート

伊藤忠都市開発(東京都港区)と宅配ロッカーの専門メーカーであるフルタイムシステム(東京都千代田区)は、「お掃除ロボット」と「窓拭きロボット」を入居者が無料で利用できシェアリングサービスをスタートした。伊藤忠都市開発が今春竣工した「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」で、6月25日から試験導入を行っている。

 

伊藤忠都市開発は、以前から都心に住む単身の賃貸住宅入居者が、収納が少ないことに不満を持っていることに着目し、一部の家電用品を入居者間で手軽にシェアできる仕組みづくりを検討してきた。

その過程で、宅配ロッカー本来の目的である「荷物を預かる→引き取る」だけではなく、「借りて→返す」場として活用することで、管理人が不在でも24時間365日、入居者が家電を自由に取り出しできることに目を向け、宅配ロッカーのパイオニアである、フルタイムシステムと協議を重ねてきた。

「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」では、宅配ボックスを23区画設置。その中の3区画をシェア用品の受け渡しように転用しても宅配物の保管容量への影響は少ないと試算し、導入を決めたという。今後は、物件タイプや入居者の属性・ニーズに合わせて他物件への展開を図っていく計画だ。

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