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2019.3.28

面白きこともなき世を面白く省エネなき世を洗濯し候

3.11@ドイツ ケルン

中谷 哲郎

中谷 哲郎

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最近、毎年この日は@ドイツ。
あれからエネルギー関連ビジネスは大きく様変わりしました。

今日もドイツVPP大手のNext -Kraftwerkeに訪問。

ヨーロッパ中に散らばる6800箇所の、原発約6基分の規模の再エネ設備を駆使して、卸売市場や調整電源市場に再エネ電力や予備力を売るVPPベンチャー。30人のトレーダーや気象予報士たちが24時間体制で電力を売りまくっている。

 

どーみてもIT企業です。というか完璧にIT企業です。


それもそのはず、天候予測、各設備のライブデータ、卸市場の情報、所有者保有データ(保守の時期と期間など)をベースにアルゴリズムを構築し、予測と取引を繰り返している。アルゴリズムが命。

 

150人ほどの社員の平均年齢は30歳。年商は500億円。
オフィスも工場跡をリノベしたレンガ倉庫。

イケメンの気象予報士さん、「トレーダーの資質は?」との問いに、
「ただ電気を売ることを楽しめる人」って。

 

まらま、かっこいい。
ビジネスも働いている人たちも、面白い!

ドイツ人に負けてられません。苦しい経験をした我々だからこそ、新しく、面白く!

 

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中谷 哲郎

リフォーム産業新聞社の取締役編集長時代、ただ壊れた家を直すだけという日本のリフォーム事情に疑問を抱くようになる。13年に渡る記者生活の中で得た経営者との繋がりを活かし訪れたドイツヴォーバン地区で衝撃を受ける。日本とは全く異なるドイツの省エネに対する考え方に目覚め、本格的に浸透させたいと考えるようになり、2012年に退社。日本エネルギー機関(JENA)を立ち上げた。現在は、日独国土交通省プロジェクト委員を務めながら、省エネに対する考え方を学びにドイツを訪れる回数は年に4~5回。精力的に省エネルギー建築のコンサルティングを行っている。

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