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COLUMN

コラム

2019.02.07

♯座談会

こんな使い方もあり!?宅配ボックスでできる入居者とのコミュニケーションの裏ワザ

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荷物の受け渡しに便利な設備として浸透してきた宅配ボックス。宅配ボックスメーカー最大手のフルタイムロッカーは、宅配ボックスを導入している賃貸オーナーを交えて座談会を行った。そこから聞こえてきたのは、ちょっと意外な活用法だった。

“〇番にお土産入れてます”

アパート70戸や学生寮などのオーナーである林浩一さんは、宅配ボックスが入居者とのコミュニケーションの補助ツールになっていると話す。入居者とのコミュニケーションは、メールやSNSなどで頻繁に行っているといい、中には旅行先からお土産を買ってきてくれる入居者もいるという。そんな時に活躍するのが宅配ボックスだ。

「外出中で直接受け取れないことも多いのですが、入居者さんから“何番の宅配ボックスにお土産を入れました”とSNSでメッセージが届く時は嬉しいですね。帰宅した時に宅配ボックスに立ち寄って受け取ります」(林さん)

共有アイテムの貸し借りを宅配ボックスで管理

宅配ボックスを用いたシェアリングサービスを提供する企業もある。宅配ボックスメーカー最大手のフルタイムシステムとその子会社であるフルタイムロッカーは、自社の宅配ボックスを活用して、お掃除ロボットや高圧洗浄機、自転車の空気入れの貸し出しを行っている。さらには、電動自転車の鍵とバッテリーの貸出返却・利用料の収納までも宅配ボックスを介して行うサービスを提供しているという。

フルタイムロッカー代表取締役社長の原周平さんはサービスについて「毎日使うものではないけれど、ちょっとした時に使いたいものを貸し出しています。その辺に置いてもいいが、なくなってしまうこともあるので、宅配ボックスに入れて管理しておけば履歴も残り、安全です。空気入れは、用意する側もお金があまりかかりませんが、利用回数としては一番多くて喜ばれています」と話す。

宅配ボックス経由で「気遣い」をやり取り

前述の活用事例を受け、350戸のアパートのオーナーである石井秀和さんは、今後入居者とのやり取りをする中で宅配ボックスを有効活用していくつもりだと語った。

「入居者さんが熱を出してダウンしているようだと聞きつければ、ポカリスエットや薬などを持って行くことがあります。入居者さんが男性だったら直接訪ねても大丈夫ですが、女性の場合は、パジャマだったりすることもあるので直接行けないんです。そんな時はドアノブにかけたりするんですが、今後は宅配ボックスに預けてみようかなと思います」(石井さん)

視点を変えるだけで様々な使い方ができる宅配ボックス。入居者層や潜在需要に応じて使い分けていくことで、荷物の受け取り設備という用途以上の付加価値をつけることができるだろう。

(Hello News編集部 須藤恵弥子)

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